2024.08.23
退職について
借り上げ社宅をやめたくない?退職前に知っておくべきこと
「仕事を辞めたいけれど、社宅に住んでるから辞められない…」「会社の借り上げ社宅に住んでいるから、出て行くのが嫌だ」など、社宅住まいのことで仕事を辞めづらいと思ったことはないでしょうか。
実は社宅に住んでいても、自己都合による退職は可能なのです。
そこで、社宅や借り上げ社宅に住んでいても仕事を辞めることができるということや、実際に社宅に住んでいる場合の退職方法や、スピーディーな引越しについて詳しくご紹介します。
あなたが住んでいるのは社宅?それとも借り上げ社宅?
就職するときに福利厚生の一環として、相場より安い価格で貸し出しする住宅が「社宅」です。
一般的には、配偶者など家族がいる人へ貸し出す住居を「社宅」と呼び、単身者が住むための住居のことを「社員寮」と呼ぶことが多いです。
社宅や社員寮は企業が所有している物件が多いのですが、最近では一般の賃貸住宅を企業名義で借り上げして、社員に安い価格で貸し出す「借り上げ社宅」の形式をとる企業も増えてきました。
借り上げ社宅の場合は一般の賃貸住宅ですが、家賃の何割かを企業が負担してくれるため、メリットも大きいです。さらに借り上げ社宅であれば、通常の賃貸契約と違い敷金や礼金などを企業が支払ってくれるため、純粋に月々の家賃だけを払うケースが多いです。
このようなことから、就職の際の希望条件として社宅や借り上げ社宅がある企業は人気も高いのです。
しかしその反面、その企業を退職することになった時、今住んでいる住居を手放さなければなりません。
退職時に社宅に住んでいるとどうなる?
企業が所有している社宅は、企業が雇用契約をしている従業員へのサポートのために与えられている住宅です。ですから、もちろん従業員以外は居住対象ではありません。
一般の賃貸住宅を借り上げている借り上げ社宅の場合でも、契約している従業員が退職した場合は退去しなければならないと定められているケースが多いです。
たとえどんなに住み慣れて気に入った住居であっても、社宅や借り上げ社宅であれば退職時には退去することになります。
ですから、社宅や借り上げ社宅に住んでいる人が退職を考えている場合は、退職の準備をしながら、次の住居や引越しの準備もしなければならないのです。
退職したら社宅をすぐに出て行けと言われるの?
「退職したい」と会社に伝えたら「今すぐ社宅を出て行く準備をして」と言われるのではないか…とドキドキしてしまい、なかなか退職を切り出せない人も少なくありません。
結論から言うと、会社を退職したからと行ってその日に退去しなければならないと言うことはありません。
たとえ自己都合で退職したとしても、社宅を即日退去ということはなく、1〜2週間の猶予がある場合が多いです。
また、解雇された場合や問題が起きて会社を辞めさせられるようなケースでの退職だと、場合によっては「今すぐ出ていけ!」と言われることもあるでしょう。
しかし、このような解雇される場合も1〜2週間程度の猶予がある場合が多いので、退職前に社宅についての社内規定をきちんと確認しておきましょう。
いずれにしても、退職から社宅待機までの猶予期間に次の住居を見つけて引越ししなければならないことが多いです。
社宅の退去時にトラブルになったら?
社宅や借り上げ社宅の退去時に、法外な金額を請求されたらどうしようと悩んでいる人も多いです。
特に借り上げ社宅に住んでいて退職とともに退去になり手続きを進めているうちに、敷金や礼金などの請求をされたという話を耳にすることがあります。
しかし、借り上げ社宅の場合、契約は大家と企業で締結されているので、基本的には借りている社員に敷金や礼金の支払いの義務はありません。
ただし、使い方があまりにも乱暴で壁や床に傷をつけている場合や、禁止されているのに釘を打ってしまった、壁紙を剥がして勝手にリフォームしたなど、著しく賃貸前の状態を維持できていない場合は、いくらかの請求をされる可能性もあります。
通常の範囲内で使用していたのであれば、敷金・礼金・修繕費用などの支払い義務はありません。
もしも、企業側から不当な金額の請求があった場合は、まず大家さんに確認をしてみることをお勧めします。
スピーディーな引越しが可能!スピード引越しサービスについて
退職の際はなかなか気持ちが落ち着かないものですが、さらに社宅に住んでいる人は引越し準備もしなければいけなくなってしまい、頭の中は常にフル回転しなければなりません。
ゆっくりと引越し準備ができれば一番良いのですが、社宅に住んでいて自己都合で退職することになった場合、そういうわけにもいきません。
本来であれば退職してすぐに社宅を退去し、新しい住居に引越しすることが理想です。自分の気持ち的にも、退職した会社が所有している物件にいつまでも住み続けるのは心苦しいですし、「早く立ち去りたい」という人も多いでしょう。
しかし、退職の準備に追われていて、引越しの準備や新居の手配まで追いついていない…そんな人にお勧めなのが、退職者の引越しをサポートしてくれる「スピード引越しサービス」です。
スピード引越しサービスでは、退職する方がスピーディーに引越しすることができるように、退職の日から最短で1週間以内のお引越しも可能です。
新居探しはもちろん、引越し業者の紹介まで、引越しのあらゆるサポートをしてくれます。
引越し先の場所も、日本全国どこへでも対応してくれますし、それぞれの店舗で経験や知識が豊富なスタッフが直接物件を案内してくれるので、安心して任せることができます。
さらに「スピード引越しサービス」の契約をした人には、新居の賃貸契約の際にかかる仲介手数料が最大で20%割引になるというサービスもしていますので、引越しに関しての初期費用を大幅に節約することができます。
引越し業者の紹介もしてくれますので、至れり尽くせりの引越しサービスだと言えるでしょう。
まとめ
社宅に住んでいる人でも、自己都合で会社を退職することは可能です。自己都合による退職の時は、仕事の引き継ぎなど退職の準備とともに、社宅を退去して新しい住宅の手配もしなければなりません。
社宅に住んでいるけれど退職することになった時、何から手配して良いのかわからないという場合は、全国への引越しに対応している「スピード引越しサービス」に相談することもおすすめです。
事前に問い合わせをしてみることも可能ですので、まずはできることから準備をしておきましょう。
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退職コンシェルジュでは退職者に向けた様々なサービスをご用意し、皆様ひとりひとりの”パートナー”として丁寧かつ迅速にサポートをさせていただきます。 退職する際の社会保険給付金、退職代行、引越し等なんでもご相談ください。ご相談は無料で行っております。
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