2023.06.30
退職について
退職のタイミング、同僚に伝える時期と上司への相談のポイント
「退職すると決めたけれど、誰から報告すべきか分からない…」「上司との関係が悪いから同僚へ先に報告したいけど、いいのかな?」など、退職する旨を報告する順番について迷う人もいることでしょう。
そこで本記事では、下記についてご紹介していきます。
- 退職を先に同僚へ話すメリット・デメリット
- 退職を際に上司へ話すメリット・デメリット
- 退職の伝え方やタイミング
退職することを誰から話そうか迷っている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
退職を先に同僚に話すメリット・デメリット
上司との関係が悪い人や同僚に色々と相談に乗ってもらった人は、上司よりも先に同僚へ退職することを伝えたい場合も多いかと思います。退職を上司よりも先に同僚や同期に伝えるメリット・デメリットには、どのようなものがあるでしょうか?
1.退職を先に同僚へ話すメリット
同僚へ先に退職することを話すメリットには、以下の3つがあります。
- 話すことで気持ちが楽になる
- 人間関係を大事にできる
- 転職などの相談に乗ってもらえる
仲の良い同僚に話すことで気持ちが楽になるだけではなく、良い人間関係のまま退職できることでしょう。同僚と良い人間関係を築いていたにも関わらず、退職することを黙っていると、「何で自分に相談してくれなかったんだ。自分には信用が無いのか。」と戸惑わせてしまうかもしれません。
また、同僚に話すことで転職についての有益な情報を得られる可能性もあるでしょう。
2.退職を先に同僚へ話すデメリット
一方、同僚へ先に退職することを話す3つのデメリットもあります。
- 退職するまで、気まずい雰囲気になる
- 退職を引き止められる
- 上司に怒られる可能性がある
退職することを先に同僚や同期に伝えると、「なんで辞めるんだろう?」「人間関係で悩んでいたのかな?」などと勝手に推測されてしまい、気まずい雰囲気のまま仕事をしなければならない場合もあり得ます。
特に、仲の良い同僚であれば「辞めないで!」と引き止められてしまう可能性も…。また、上司にまだ言っていない段階で言いふらされてしまうと、上司に怒られてしまうこともあるでしょう。
退職を先に上司へ話すメリット・デメリット
どれだけ人間関係が険悪でも、上司へ先に退職報告する人は多いものです。ここからは、同僚や同期たちよりも先に、上司に退職を伝えるメリット・デメリットについてお話します。
1.退職を先に上司へ話すメリット
上司へ先に退職することを話すメリットには、以下の3つが考えられます。
- 退職日や返却物の相談ができる
- 余裕を持って引き継ぎができる
- 有給の消化ができる
会社側としては、早めに上司へ退職相談をしてもらった方が後任の選定や引き継ぎがスムーズに進むため、助かります。
また、自身も退職日や返却物を事前に確認できることで、退職前にバタバタすることなく、綺麗な形で退職することができるでしょう。有給が残っている人は、早めに上司へ伝えることで計画的に有給を消化することも可能です。
2.退職を先に上司へ話すデメリット
上司へ先に退職することを話すデメリットは、以下のようなものがあります。
- 上司との人間関係が悪い場合は、より気まずくなる
退職の旨を、先に上司へ話すデメリットはほぼないと言えます。しかし、上司との人間関係がうまく行っていなかったり、上司が原因で辞める場合には気まずい雰囲気になったりしてしまう可能性もあります。
それでも退職を決めたなら、いつかは必ず上司に伝えなければなりません。どうせ伝えるのではあれば、早めに伝えてしまった方が、自身の心もスッキリするはずですよ。
退職の伝え方やタイミング、退職理由について
上記でもお伝えした通り、上司へ先に退職を伝える方がメリットは大きいです。また、日本では上司へ先に退職を伝えるのが筋だと考える傾向もあるため、上司に先に伝えた方が良いでしょう。その際には、以下のような退職の伝え方やタイミングなどについてもポイントをおさえておくことが大切です。
退職の伝え方
退職を伝える際にはメールや電話ではなく、直接伝えるのが原則です。まずは、上司へ「少しお時間よろしいですか?」とお伺いを立て、口頭でしっかりと伝えてください。なお、忙しい上司であれば、先にアポイントを取っておくとスムーズに退職を伝えることができるでしょう。
退職を伝えるタイミング
退職は、3ヶ月前くらいに伝えておきましょう。そうすることで、引き継ぎや転職準備などでバタバタする必要がありません。退職日ぎりぎりに伝えてしまうと、会社側へ負担をかけてしまう可能性もあります。遅くても、1ヶ月前には退職する旨を伝えることが大切です。
人間関係が退職理由の場合
会社側としては、貴重な人材を手放したくないのが本音です。人間関係が退職理由だった場合、引き止められてしまう可能性があります。「異動させるから」「人間関係が良くなるように努力するから」と言われるかもしれません。しかし、一度退職を撤回するとズルズルと会社に留まってしまい、いつまで経っても退職ができなくなる場合も少なくないでしょう。
例え、退職理由が人間関係だったとしても、「新しい業界にチャレンジしたい」「転職して自分を成長させたい」などと、引き止めにくい理由を伝える方が賢明です。また、先に転職先を決めてから退職希望を出すのも一つの手ですよ。
同僚へ退職を伝えるタイミングなども考えておく
同僚や同期へ退職を伝えるタイミングは、上司と話し合った方が良いと言えます。通常は、人事情報がオープンする際に上司から部内説明がありますので、社内の人事情報が開示されてから同僚へ伝える方がいいでしょう。しかし、先に自身の口から話したいと言う人は、事前に上司と相談しておくことをおすすめします。
まとめ
退職する際には、同僚よりも先に上司へ伝えておくことがマナーだと言えます。先に同僚へ話してしまうと、社会人としてもマナーがないと思われてしまう可能性もあるため、注意してください。社内の人間関係は、とても複雑です。"立つ鳥跡を濁さず"を意識して、少しでもすっきりと退職できるように努力しましょう。
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退職コンシェルジュでは退職者に向けた様々なサービスをご用意し、皆様ひとりひとりの”パートナー”として丁寧かつ迅速にサポートをさせていただきます。 退職する際の社会保険給付金、退職代行、引越し等なんでもご相談ください。ご相談は無料で行っております。
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