たくさんある退職代行業者。どんな違いがあるの？

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2021.04.16

退職について

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たくさんある退職代行業者。どんな違いがあるの？

ここ数年で、「退職代行」という言葉は広く知れ渡るようになりました。それと同時に、新たな退職代行業者も増えています。退職代行業者によって料金は異なりますが、料金以外にどんな違いがあるのか分からなければ、ピンとこないものですよね。ここでは3つの退職代行業者を参考に、サービスの違いや選び方のポイントについてご紹介します。

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そもそも退職代行って何？

退職代行とは、文字通り自分の代わりに会社へ退職の意思を伝えてくれるサービスです。強い引き留めに遭ったり、「君が辞めたら仕事が回らなくなってみんな困る」と良心に訴えかけてきたり、退職の意思を伝えた後の反応は会社によって様々です。退職の際のやりとりは気が重いという方も多いでしょう。退職代行はその面倒なやりとりを引き受けてくれるので、直接会社の人とやりとりする必要がありません。

退職代行業者を選ぶ時の注意点は？

今や多くの退職代行業者が存在しています。後悔する羽目にならないよう、なんとなく選ぶのではなくその中からきちんと精査して一社を選びたいところです。しかし、どんな基準で選べばいいのか分からないと難しいですよね。退職代行業者を探す時に、見るべきポイントについて解説していきます。

実績

何よりも実績を重視される方は多いのではないでしょうか。退職の意向が中途半端に会社の方に伝わり、結局自分が会社の人と直接やりとりをする羽目になってしまい、退職代行を利用した意味がなかったという事態になってしまってはもったいない限りです。実績が多い会社は、その分経験を多く積んでいるので、様々な事態に対応できるスキルがあります。事を荒立てず、そして確実に退職したいがために退職代行の利用を検討される方がほとんどだと思われます。確実性をさらに高めるために、実績の表記を必ずチェックしましょう。

返金保証の有無

万が一に備えて、返金保証がある退職代行業者を選ぶことをお勧めします。退職代行を利用したのに退職できなかったという時、返金さえもしてもらえないのは精神的にも辛いものがあります。格安の退職代行業者の中には、「元々の料金設定が安いから返金保証はない」という会社もあります。返金保証があることにより、退職代行業者側が真剣に対応してくれるということもあるので、そういった面でも返金保証があるかどうかは必ず確認してみましょう。

違法性はないか

退職代行業者の中には、弁護士法に違反するサービスを提供している会社もあります。退職代行というサービス事態が新しく、裁判等での前例がないことから実際の裁判でどう判断されるか正確にはまだ分かりません。しかし、だからこそ弁護士法に違反する可能性のある業者は避けた方が良いでしょう。大まかに言えば、「退職の意向を代理として伝える」というだけであれば問題ありません。そこに「給与の支払いや有給消化について会社と交渉してもらう」という要素が入ると、代理交渉扱いとなり、非弁行為となってしまいます。なお、残業代の請求は「法律事務」に該当するため、退職代行業者が行うことはできません。

退職代行業者それぞれの特徴は？

サービスの特徴や力を入れている点は各々異なります。ここでは例として3社の退職代行業者をご紹介します。3社とも口コミ評価が高い上、全国対応可能です。

退職代行ニコイチ

株式会社ニコイチという電話代行専門店が運営しています。弁護士監修で、退職代行業者の中では一番古く2004年から営業しています。ニコイチは退職代行以外にも、謝罪やクレームの電話対応のプロフェッショナルとして事業を行っています。これまでの長い経験や様々な電話応対のノウハウを詰め込んだ対応が可能であり、トラブルやクレームはこれまで1件もありません。顧客満足度がとても高く、リピーターも多いようです。退職代行業者の中で一番歴史がある会社であり、その分経験も豊富なので安心して任せられるでしょう。

退職代行サービスSARABA

SARABAの大きな特徴は、会社と交渉が可能という点です。通常、退職代行業者は非弁行為となるため、残業代の請求や有給消化の交渉等を行ってもらうことはできません。しかし、SARABAは労働組合であり、団体交渉権があるため、会社との交渉が可能なのです。これは他の退職代行業者にはない大きな強みです。また、24時間いつでも無料で相談することができるのも大きなポイントです。行政書士監修の退職届をもらうこともできるので、退職届について会社からとやかく言われる心配もありません。もちろん、万一、退職できなかった場合は全額返金保証があります。

退職代行Jobs

Jobsでは顧問弁護士がついているという記載だけではなく、弁護士の顔写真や名前、経歴まで公開しています。また、その顧問弁護士がセラピストとしても活動していることから、顧問弁護士による心理カウンセリングが受けられるという、他社とは違うサービスを提供しています。24時間365日対応してくれるのも、急いでいるときには嬉しいですよね。さらに、転職を希望する際はJobsで提携している人材紹介会社を利用することもできます。提携会社経由で転職が決まった場合には、最大3万円のお祝い金を受け取ることができます。