2024.07.05

転職・再就職について

自己PRと志望動機はこうして決める!

転職活動を行う上で最初のハードルとなるのが、自己PRと志望動機の作成ですよね。せっかく希望の転職先を見つけても、うまく自己PRや志望動機が書けなければ、他の人に採用を取られてしまいます。そのため、「希望の会社に選ばれる自己PRや志望動機の書き方が知りたい!」と思っている方は、多いのではないでしょうか?

ここでは、そのような方のために自己PR・志望動機の書き方のポイントや注意点などについて、ご紹介します。転職活動で、自己PRや志望動機の作成方法に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね。

自己PRと志望動機は最重要項目となる

転職活動する上で「自己PR」と「志望動機」は、応募先の企業に自分を売り込むための重要な要素です。つまり、「自分を採用することで得られるメリット」を積極的にアピールすることで、採用の判断を後押しすることが出来ます。

ただ、中にはこれらを複数の企業へと使い回しをする人もいます。しかし、それは絶対にやってはいけません。どんなに長文を書いていても、内容がどこの企業にも該当するような内容であれば、不採用になる可能性が高いのです。

面倒であっても、一つ一つその企業に向けた「自己PR」と「志望動機」を作成するようにしましょう。

【自己PR編】書くべき3つのポイント

応募先の企業で活かせる自分の強みを書く

自己PRを作成する際には、嘘偽りのない自分のストロングポイントを見つける必要があります。まずは、自分が今までしてきた仕事内容を、徹底的に紙に書き出してみましょう。例えば、営業職であれば「新規顧客を1年に10件獲得した」などのように、数値化して書くことが大切です。

紙に書き出せたら、その経験や強みが応募先の企業で活かせるものかどうかを精査し、自己PRにそのまま盛り込んでいきましょう。ただ、アピールポイントを複数入れ込むだけだと、ただの自慢話になってしまい、不快に思われる可能性があります。

そのため、自分の強みは1つに絞り、端的に且つ、具体的に書くことが重要です。

採用後、会社にどう貢献していくかを書く

まずは、応募先の企業がどのような人材を求めているのか想像する必要があります。もし、自分のアピールポイントと企業側が求めている人材に齟齬があれば、それがどんな素晴らしい強みであっても採用されることはありません。求人情報をしっかりと読み、企業が求めている人材を把握することが大切です。

例えば、企業側が"外国人への分かりやすい接客を求めている"と分かったら、「アメリカ留学で得た語学力とコミュニケーション力を活かし、御社の販売職にて、分かりやすい接客を心掛けたいです。」と自分の強みと絡めて書きます。

会社への貢献度を付け加えることで、企業側は採用後をイメージしやすくなります。

応募先の企業で働きたい理由を添える

自己PRには、応募先の企業で働きたい理由を添えると好感を得られやすいです。「働きたい理由は、志望動機で書くから必要ないのでは?」と思う方も多いかもしれませんが、自己PRにもプラスアルファしておくことで、企業側へ与える印象はずいぶんと変わってきます。

例えば、「前職では化粧品メーカーで商品開発を行っていました。御社のブランディング戦略によって、ベルトセラー商品をたくさん生み出している点に魅力を感じ、志望しました」というように、前職での実績や経験を交えながら、一言添えましょう。それだけで、文章の見栄えが格段に増します。

【志望動機編】書くべき3つのポイント

その企業を選んだ理由に説得力を持たせる

志望動機を書く際には、「なぜその企業を選んだのか」という問いに、説得力を持って答える必要があります。そのためには、自己分析や企業分析をしっかり行い、自分自身と応募企業の共通点を見出す作業を進めることが大切です。

つまり、「自分にはこんな強みがあるから、御社の社風や応募する職種にあっている」ということを、"具体的なストーリー"にして伝えることが重要なのです。

採用後をイメージして書く

志望動機の説得力を高めるためには、就職後に何をやりたいのかを明確にすることが大切です。また、"なぜそれをやりたいと思ったのか"ということを、背景を交えて、具体的に説明する必要があります。

例えば、「機械の分野で大きなシェアを獲得されている点が自分の目指すところと一致していたため、志望させて頂きました。マネジメント経験も豊富にあるため、御社においても即戦力として貢献できると思います。」などというように、"なぜそれをやりたいと思ったのか"と"なぜ採用後に貢献できると思うのか"を付け加えるだけで、相手に思いが伝わりやすくなりますよ。

退職理由と志望動機を結びつける

志望動機に退職理由を結びつけることも、大きなポイントです。例えば、退職理由が"自分の資格や能力を活かせない仕事だった"という場合、「資格や能力を活かせる仕事なので応募しました」と結びつけることが出来ます。

ただ、ここで一つ気をつけたいのは、ネガティブな退職理由を伝えないことです。前職での不満を志望動機でぶつけてしまうと、印象が悪くなってしまうため、あくまで応募先の企業に魅力があるという言い回しで作成することがポイントです。

職務経歴書を見た時点で、多くの企業は転職理由を知りたがります。先手を打つためにも志望動機と退職理由を結びつけておくことはとても重要なことだと言えるでしょう。

自己PRと志望動機に一貫性を持たせる

自己PRと志望動機は本質や目的は違いますが、似た要素を持っています。この2つに一貫性がない場合には、文章に矛盾点が生まれ、応募先の企業の担当者に違和感を与えてしまう可能性があります。

内容に齟齬がある場合には、深く掘り下げられることもあり得ますので、文章が矛盾しないように何度も見直しをするように心がけてくださいね。

まとめ

転職活動をしていると、心身共に疲れ果てることもあるでしょう。しかし、転職は入社がゴールではありません。"入社してから何をしたいか"が重要なのです。

その部分をしっかり理解して転職先を探すことで、応募先の企業もきっとそういうあなたの姿勢を評価してくれるはずです。そのためには、まず自分の長所ややりたい仕事を明確にすることが大切です。

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