2022.11.18
転職・再就職について
コロナ禍で就職活動ってどうなの?
新型コロナウイルスの感染者が出続けている中、転職活動はどう行えば良いのでしょうか?わざわざこの時期に行わなくても良いと思う方もいるかもしれませんが、転職活動を行わざるをえない場合もあります。一方で、会社都合で退職した場合には救済措置もあるのをご存知でしょうか?ここでは、各転職サイトや実際に転職活動をしている方の状況などについて、ご紹介します。
コロナ禍の就職活動はどうなっているの?
新型コロナウイルスは、現在も感染者を出し続けています。そんな中で転職活動を行う場合には、現在の企業の採用状況などを把握しておくことが大切です。緊急事態宣言下にあった時期は、多くの企業の採用活動が中止や延期になったりしていたようですが、現在は再開され、オンライン会社説明会・面接などを導入し、コロナ禍に合わせた採用活動を行っている企業も多いようです。
コロナ禍での転職活動は「進み具合が悪い」
女の転職typeが会員に対して行った調査によると、今回のコロナ禍での「転職活動の進み具合」が「悪くなった」と答えた会員が、約7割以上いたことが明らかになりました。また、「転職活動の進み具合が悪くなったと感じる面」については、「応募したい求人が減った」「応募していた企業の採用が中止・延期となった」「企業からの連絡が遅くなった」などの問題が生じているようです。
コロナ禍で転職する場合には、以前よりも時間がかかる?
企業からの対応が遅くなったことは、少なからず企業にも新型コロナウイルスの影響が出ていることが考えられます。また、採用活動を再開し、オンライン化を進めた企業もあるとは思いますが、一時期は使用するパソコンを始めとする通信機器の需要が殺到してしまったり、zoomなどのオンライン会議ツールが上手く使用できなかったりした結果、採用活動に影響が出たのかもしれません。現在は、緊急事態宣言解除直後に比べると比較的スムーズに行われていると思いますが、誰もが不慣れな状況下にありますので、コロナ禍で転職活動を行う場合には、以前と比べると内定をもらうまでに時間がかかる可能性があると言うことを覚えておきましょう。
採用活動のオンライン化で良かったことも!
企業の採用活動のオンライン化は悪いことだけではなく、メリットも多く挙げられます。そのひとつが、交通費や移動時間です。コロナ禍以前は、面接となれば面接地まで出向かなければならず、交通費や移動時間などを考慮する必要がありました。しかし、現在は移動のことを考える必要もなく、自宅で面接を受けられるため、面接地に行く時よりも比較的リラックスした状態で臨めるようです。
リモートワークの導入により応募できる求人が増えた
従来であれば、求人に応募するとなると、自宅に近い企業を選ぶか、採用となった場合には勤務地の近辺に引っ越す必要がありました。一方コロナ禍となった今では、リモートワークの導入により、勤務地より遠く離れた人でも積極的に採用する企業が増えてきています。これにより、「応募できる求人の幅が広がり、以前よりも選択肢が増えた」といった声も。このように、採用活動のオンライン化はメリットも多く、コロナ禍だからこそできる転職活動もあると考えられます。
失業者の増加で人気の求人に人が殺到?
総務省の発表によれば、2020年8月の完全失業率は3.0%だったと言われています。また、コロナ禍において、会社都合で退職を迫られる人も多く、その数はおよそ39万人もいたようです。失業者が増えれば、当然仕事を探す人が増えますから、特に人気の職種には多くの人が応募することが考えられます。このため、「求人に応募しても書類審査で落とされることが多くなった」と感じる人も増えているようです。
人気の求人を避けたり、条件を変更したりする選択肢も
事務などの人気の職種は応募者が多いため、応募者が少ない求人を選ぶのも一つの手段です。具体的には、運送業や飲食などのサービス業はコロナ禍でなくとも慢性的な人手不足であり、内定に繋がりやすい傾向にあります。その他にも、給与や待遇面などの条件を見直せば、選択肢を広げられることが考えられます。コロナ禍での再就職を目指す方は、内定に繋げるにはどうしたら良いか考え、それに合った行動をしていくことが大切です。
会社都合で退職した場合には救済措置がある
会社都合で退職した方は、失業した日の一週間後から失業手当を受け取ることができるのをご存知でしょうか?年齢や雇用保険の加入期間にもよりますが、長い人だと1年近くも受給することもでき、さらにコロナ禍の対応として1〜2ヶ月の給付期限延長も行っているようです。支給日額は、離職した日の直前6ヶ月間の給与から算出され、平均で6000〜8000円ほど。このため、コロナ禍に無理をして転職活動を行わなくても良い場合もあります。
焦って転職活動をする必要はない。ただし・・・
すぐに転職する必要がない方は、焦って転職活動を行う必要はないのかもしれません。ただし、失業手当は失業中の生活を失業以前と同程度に保ちつつ、再就職に向けての手助けになるものとされていますから、この期間を有意義に過ごすことで転職が成功するかどうかということにも繋がります。それというのも、コロナ終息後に転職活動を行うという考えの方は少なくなく、一つの求人に対して応募者が殺到することが考えられるからです。そのため、情報収集などをしながら、今からでも少しずつ転職活動を始め、チャンスがあれば徐々に行動していくことが早期内定を勝ち取るコツだと言えます。
まとめ
緊急事態宣言などで、企業の採用活動が一時中断・延期したこともありましたが、現在はコロナ禍以前のように積極的に採用活動を行っている企業も多いようです。説明会や面接はオンライン化を導入する企業も増え、面接地までの交通費や移動時間を考える必要はなくなりましたが、その一方でコロナ禍以前よりも採用までに時間を要している場合も。コロナ禍で再就職を目指す方は、人気職種を避けることや、給与や待遇といった条件を変更することを検討してみましょう。
また、会社都合で退職した場合には失業手当が受け取れます。この期間に英気を養ったり、再就職に向けての情報収集をしたりするなどして、転職活動を有利に進められるよう準備しておくと良いかもしれません。
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