2020.04.03

新型コロナウイルスについて

感染拡大しているコロナウイルス。もしかかってしまったら?


数か月前までは、海外で発生しているという認識があったコロナウイルス。しかし、2020年4月の時点では、日本でも3500人を超える感染者が出ていることが報告されました。それにより、休校やリモートワークの推進、不要な外出の自粛が叫ばれていますが、どんなに気を付けていても、絶対にコロナウイルスにかからないとは断言できない事態だと言えます。

ここでは、コロナウイルスに感染したときの症状や判断方法、その対処法について解説します。

新型コロナウイルスの症状・判断方法

コロナウイルスは、新型というだけあって未知な部分も多いウイルスです。そのため、ウイルスへの恐れは当然あるかと思います。しかし、コロナウイルスに感染したらどのような症状が出るのかや、コロナかどうかの判断方法を知ることで、無駄な心配や恐怖を緩和させることも可能です。まず、以下にコロナウイルスに感染したときに出現しやすい症状を挙げ、どう判断すれば良いのかについて、お伝えします。

1.コロナウイルスに感染したときに生じやすい症状

コロナウイルスに感染しても、その初期には発熱やのどの痛み、鼻水、咳などのカゼのような症状が多く現れやすいといわれています。そのため、コロナウイルスにかかったとは分かりにくい部分があるのが特徴です。ただ、においや味を感じないとされる嗅覚、味覚障害が生じることもあり、他の症状がなくてもこの症状が現れたときは、注意が必要となります。

2.コロナウイルスに感染したかどうかの判断方法について

コロナウイルスとカゼの症状は良く似ていますが、異なるのは症状が出ている期間の長さだといわれています。例えば、カゼの場合は発熱や咳、鼻水などの症状が数日程度現れた後、症状が緩和されていきます。また、インフルエンザの場合は急に高い熱が出ることが多く、頭痛や咳、鼻水なども出現しますが、数日以内におさまることが一般的だとされているのです。

一方、コロナウイルスはカゼやインフルエンザに似たような症状が出るものの、その症状が1週間以上続くことが多いのです。さらに、熱はなくても咳や痰が2週間ほど出現することも少なくありません。つまり、本来なら治るべき症状がだらだらと続くようなら、コロナウイルスの感染が疑われます。また、カゼのような症状に加えて、37.5度以上の熱が4日間以上続く場合(高齢者や基礎疾患などのある方は、2日以上)も、気を付けてください。

しかし、このような症状がだらだらと続くことから、コロナウイルスに感染していても、治療を受けるのが遅れる方も大勢いるようです。これは中国のデータによるものですが、病院を受診するまでに5日程度、入院治療を受けるまでに10日程度の時間がかかっていることが分かっています。

参考URL:https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20200404-00171418/

新型コロナウイルスの疑いがある時の対処法①

上記にご紹介した症状と照らし合わせて、「もしかして自分もコロナウイルスに感染しているかもしれない」と感じたときは、どのようにすれば良いのでしょうか?パニックや激しい不安に陥る前に、冷静に次のような手順に沿いながら、対処を行いましょう。

1.仕事や学校を休んだり、外出を控える

コロナウイルスの感染の疑いがある場合は、人と接する場所に行くことを避けるようにしてください。仕事や学校など多くの人が密集している場では、集団感染が起こりやすくなります。また、知らず知らずのうちに、自分自身が他人にコロナウイルスをうつしてしまう感染源になる可能性も高いので、外出は自粛することが大切です。

2.同居人がいる場合は、過ごす部屋を隔離し、換気を心がける

1人暮らしの場合はまだ良いかもしれませんが、家族などと同居している場合は密室空間の中で、お互いの感染が生じやすくなります。そのため、感染が疑われる方は、同居人と触れ合わない個室で過ごすことを心がけてください。そのうえ、共有スペースの使用は避け、お風呂なども一番後に入るようにし、こまめな手洗いを心がけましょう。また、部屋の中にウイルスが蔓延しないように、個室のみならず、他の部屋の換気も定期的に行うことが大切です。

3.同居している人がいる場合は、マスク着用を行う

コロナウイルスは、飛沫で感染することが多いといわれています。いくら個室での隔離を続けていても家族と接する機会は出てきますので、感染が疑われる方はきちんとマスクを着用することが重要です。また、感染が疑われる方の看病をする家族は特定の人に限定し、その人も部屋に入るときはマスクをしてください。さらに、感染が疑われる方との距離を2メートル程度空けてやり取りすることも、忘れずにいましょう。

4.朝と夜に定期的に体温を測る

コロナウイルスは必ずしも発熱するとは限りませんが、自分の体調を把握するために、朝と夜は毎日体温を測ってください。もし、この後症状が悪化した場合に、日々の経過が分かるものがあると、治療を受けるときの重要なバロメーターにもなります。

新型コロナウイルスの疑いがある時の対処法②

まずは、自分のすぐ近くにいる人にうつさないということを基本にセルフケアを開始した後は、以下のような治療に向けて動くことが大切です。

1.かかりつけ医または帰国者・接触者相談センター(保健所に設置)に相談する

かかりつけ医がいる方がコロナウイルスの疑いがある場合は、第一にかかりつけ医の診療を受けましょう。かかりつけ医がコロナの疑いがあると判断したときは、新型コロナ外来(帰国者・接触者外来)をすみやかに受診してください。この際は、できる限り公共交通機関の利用は避け、必ずマスクを着用することが重要です。

【新型コロナウイルスに関する帰国者・接触者相談センター】
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/covid19-kikokusyasessyokusya.html

2.かかりつけ医がいない場合は、新型コロナ受診相談窓口・新型コロナコールセンターに連絡する

かかりつけ医がいない場合で、コロナが疑われる症状が出ているときは新型コロナ受診相談窓口に電話をしましょう。電話上で問診が行われ、治療が必要だと判断されたら新型コロナ外来を受診することになります。また、ひどい症状は出ていないものの、感染の不安を感じる方は、新型コロナコールセンターに電話をし、助言や受診が必要だとみなされた場合は、最終的に新型コロナ外来への受診が必要となります。

【新型コロナウイルス感染症にかかる相談窓口について】
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/coronasodan.html

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