2024.09.06
就労について
実際どうなの?リモートワークの実態とは
最近はコロナ禍の影響もあり、リモートワークを取り入れている会社が増えてきました。また、転職を希望する会社の要項に「リモートワーク」と記載されていることも多くみられることでしょう。そこで今回は、リモートワークの良い点と悪い点を挙げながら、転職先にリモートワークが取り入れられている際に想定されることや対策などについて、ご紹介します。
リモートワークの良い点は?
コロナ禍前から、前進的な会社をはじめとして、取り入れられつつあったリモートワーク。先進国の中には、リモートワークが主流の会社も増えてきているそうです。リモートワークには、三密を防ぐ以外にも、さまざまなメリットがあります。ここでは、リモートワークは、従業員にとってどのような良い点があるのかをお伝えします。
1.通勤時間が有効に使える
リモートワークの最も大きなメリットとして挙げられるのが、通勤時間が無くなることです。会社員の中には、通勤に1時間以上費やしている方も少なくありませんし、中にはそれ以上という場合もあるでしょう。しかし、リモートワークなら往復で考えれば2時間以上、有効に使える時間が増えることになります。
そのため、家族のための時間や家事の時間、趣味の時間、スキルアップのための勉強の時間など、有意義に時間を使えるようになります。
2.家族との時間が増える
小さな子どもがいる方の中には、子どもがまだ寝ている間に仕事に行き、子どもが寝てしまってから家に帰ってくるという方も多いことでしょう。リモートワーク中は、家にずっといることができるため、家族と一緒にいる時間が増え、家族の絆がより深まったと感じる方も多いようです。
3.ストレスなく働ける
自分の家や自分の部屋で働けるリモートワークは、周りの目を気にすることなく、自分のペースで進めることができます。対面で人と関わることは少なからず精神的なストレスを感じてしまうものですが、リモートワークの場合はそういったことを気にする必要はありません。
自分のテリトリー内でストレス無く働けることは、仕事のパフォーマンスの向上にも繋がることでしょう。
4.仕事に集中できる
周りに人がいる空間で働いていると、周りの様子が気になって集中力が散漫になったり、上司や同僚に話しかけられて作業が中断したりと、仕事に対する集中が途切れがちです。しかし、リモートワークであれば、自分ひとりで作業に集中できるようになります。
リモートワークの悪い点は?
リモートワークは良い点ばかりではなく、人によっては面倒に感じたり、不向きに感じたりすることもあります。それでは、リモートワークの悪い点にはどのようなものがあるのでしょうか?
1.プライベートとの区別がつきにくい
リモートワークは自由が多くなる半面、プライベートとの区別がつきにくいと感じる方もいるようです。例えば、会社にいる時よりもダラダラと仕事をしてしまい、結局普段より長い時間働いてしまうことなどが挙げられます。また、テレワークでは残業代が支払われない場合もあります。生活空間と仕事場所が同じになるため、気持ちの切り替えが難しくなると感じる方も多いようです。
2.仕事に集中できない
リモートワークは、ひとりでの作業なので仕事に集中できるという人がいる半面、周りに見ている人が誰も居ないので気が抜けてしまい、仕事に集中できないという方もいます。どうしても家だと気が抜けてしまい、仕事モードになれないという方にとっては、リモートワークは不向きなのかもしれません。
3.人間関係が希薄になる
リモートワークでは一人きりでの仕事になるため、人間関係が希薄になりがちです。コロナ禍で飲み会やイベントの自粛も相まって、従業員同士の交流がどんどん少なくなってきています。人付き合いが苦手な方にとっては嬉しいことかもしれませんが、人間関係が希薄になることでチームワークや統率がとれなくなり、会社全体のデメリットになる可能性も多いにあります。
4.メンバーの仕事の確認がとりにくい
会社に出勤するスタイルの仕事方法であれば、何か確認をとりたい場合など、すぐに声をかけて確認したり相談したりすることができました。しかし、リモートワークでは相手に相談したい時にすぐ返答が返ってくるとは限りません。やり取りも基本的にメールやテレビ電話となるため、直に声をかける時と比べてラグが生じてしまい、結果として業務に費やす時間が増えてしまうということも考えられます。
転職先の会社に「リモートワーク」表記があった際に想定できること
転職先によっては、転職後にすぐにリモートワークをしなければならない場合もあるかと思います。そこで、転職先の会社に「リモートワーク」表記があった際に想定できることを考えてみましょう。
1.定期代が出ない
リモートワークでは、出勤する必要がなくなるため、通勤定期券代が出ないことも想定されます。また、出勤した日数分だけ通勤手当が支給されるという場合もあるでしょう。その場合、申告後に後払いされることも考えられます。リモートワーク時の通勤手当などについては各会社によってさまざまかと思いますので、事前に確認しておきましょう。
2.不明点が聞きづらい
転職後は、慣れない点や分からない点が少なからず出てくるものです。慣れている会社であれば、遠慮なく聞けることでも、初めての会社では気を遣ってしまい聞きづらいという方も多いことと思います。特に、リモートワークの場合はやりとりに手間をとらせてしまうため、何度も質問することに抵抗を覚えてしまい、余計に不明点が聞きづらくなってしまう可能性が否めません。
3.打ち解けるのに時間がかかる
テレワークでは、通常勤務よりも人間関係が希薄になってしまうため、通常よりも打ち解けるのに時間がかかってしまいます。会社であれば気軽に雑談できたりもしますが、テレワークでわざわざメールやテレビ電話で雑談などは行わないですよね。転職直後はできるだけ会社の方とコミュニケーションをとりたいところですが、テレワーク勤務はそういったことも難しくなるでしょう。
転職先のスタートがリモートワークだった場合に心がけること
もし、転職先にテレワーク表記があり、転職後すぐにテレワークをすることになった場合には次のことを心がけましょう。
1.お世話役をつけてもらう
転職後すぐは、質問も多くなりがちです。そこで、質問をしたり、仕事についての相談ができる直属の上司や教育係(お世話役のような人)をつけてもらいましょう。分からないことや、悩んだことを相談する人をつけてもらうことで仕事のパフォーマンスも向上しますし、分からないことに対するストレスも軽減されます。
2.不明点はすぐに聞くようにする
分からない点があれば分からないままにせず、すぐに聞くようにすると良いでしょう。何度も連絡をとりあうことに抵抗がある場合は、1日の業務報告の際に質問をまとめて箇条書きにして聞くようにしても良いかもしれません。わからない/間違ったまま業務を進めてしまうことは、せっかく進めた仕事が無駄になる可能性もあるため、避けたいものです。
3.普段以上に積極性を持つ
リモートワーク中は、人と関わる機会が減ってしまいます。人間関係の構築はチームワークを良くすることはもちろんですが、お互いに刺激しあうことで仕事に対するモチベーションを挙げる効果もあります。人の仕事ぶりを見ることができないため、自分の位置が分からず、ステップアップの機会を逃すことも考えられます。そのため、テレワークをする際には普段以上に積極性を持って仕事に取り組みましょう。
まとめ
テレワークには良い点も悪い点もあります。向き不向きはあるものの、テレワークは上手に使いこなすことができれば、ライフワークをより良いものに導くことができるのではないでしょうか?転職先にテレワークがある場合には、転職直後の動きも通常出勤とは違ってくるかと思いますので、事前に必要な情報を調べておき、対応できるようにしておくと安心です。
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