退職コンシェルジュの成り立ち

ホーム退職おもてなしブログ退職コンシェルジュの成り立ち

2021.06.18

サービスについて

テーマ：

退職コンシェルジュの成り立ち

「仕事に行きたくないなぁ」と考えたことは、誰にでも経験があるものではないでしょうか？中には、生活のために無理して働き続けた結果、本格的に体調を崩してしまい、家から出られなくなってしまう人もいます。給付金を受け取れる条件を満たしているにもかかわらず、その存在を知らなかったり、申請手順が分からず申請を諦めてしまったりする方が後を絶ちません。退職コンシェルジュでは、そんな方へ向けて、社会保険給付金の申請サポートを行っています。ここでは、このサービスの成り立ちについてご紹介します。

Table of Contents

このサービスを始めるきっかけは？

転職支援から気が付いたこと

私たちは元々、転職支援のサービスを行っていました。

しかし、皆さまに転職の理由を伺っているうちに、「本当は休みたいけれど、生活のために働かなくちゃ」と無理して転職先を探す方がとても多いという事実に直面します。長時間労働やパワハラ等、様々なストレスを抱えている中で自分にとって一番良い転職先を見極めるのは至難の業です。その結果、自分に合った会社を見つけられないまま焦って就職すると、「思ったのと違う」と新たなストレスや不満を抱える原因にもなってしまいます。

だからこそ、一旦心身ともに休んでから再就職先を探した方が、結果的に良いのではないかと考えました。しかし、詳しくお話を伺っていると、多くの方が「嫌だけど、生活のためにすぐにでも働くしかない」と仰います。ほぼ全ての方が、退職後に受け取れる社会保険の給付金の存在を知りませんでした。

社会保険の給付金って？

病気や怪我で働けない人への給付金“傷病手当金”

“傷病手当金”という言葉を聞いたことはあるでしょうか？各健康保険組合のホームページにて制度を紹介されているので、詳しいご紹介は省きますが、病気や怪我などによって働くことのできない方が、最長で1年半の間、月の給与の約3分の2の金額を毎月受け取ることができます。現代ではストレスを抱えてメンタルクリニック等へ通われている方も多くいらっしゃいます。傷病手当金を受給出来れば、退職後も失業手当受給期間の3ヶ月間(自己都合退職の場合)だけに留まらず、療養期間をたっぷり取って英気を養うことができるでしょう。

退職後の申請は難しい

休職期間に利用されるケースが多いため、退職後も傷病手当金を受け取ることが出来るということを知っている人はごくわずかです。退職後に申請をするには、休職中の申請方法や条件とは異なり、少し複雑になります。たったひとつ条件を満たさなかっただけでも、受給が出来なくなってしまいます。さらに、条件を満たしていても、会社の方が制度を理解していないこともあり、伝え方を間違えてしまい申請を拒否されてしまうことも少なくありません。退職されてからでは条件を満たせないことが多く、「もっと早く知っておけばよかった」と嘆く方はとても多いのです。実際にお話をする中で手遅れであるケースも多く、「もっと早くお伝えできればよかった」と、私たちも悔しい思いをしてきました。

このサービスを始めてからは？

そこで、本来制度の対象になる方へ向けて、手当のご説明と申請のサポートを始めました。受給期間である18ヶ月間の中では保険組合から調査が入ることもあります。きちんと回答できない場合はどれだけ療養を必要としている方でも、手当を打ち切られてしまうことがあります。一人一人に真摯に向き合いサポートをしてきた結果、ご友人や知人の方をご紹介いただくことが増え、今では4年間で1400名（2021年5月現在）を超える方をサポートさせていただくまでに至りました。これだけ多くの方がこのサービスを利用されているという事実だけでも、一人で退職後に申請を行うのがいかに難しいか、ご理解いただけるのではないかと思います。私たちの理念に賛同いただいた“医療法人社団平成医会”と顧問医契約を締結させていただいたこともあり、社会的認知度も向上してまいりました。

チャットと電話でのサポートを行い、営業時間外には申請の流れについて確認することができる情報会員サイトも提供しています。もちろん返金保証もあり、ご契約の際には納得がいくまで、ご理解をいただくまで、しっかりとサービス内容についてご説明いたします。そのため、これまでに大きなトラブルはありません。それは、こちらからのご連絡にすぐに反応してくれたり、小さな疑問のうちにご相談くださったりする皆さまのおかげでもあります。

このサービスを通して

私たちはこのような事業を通じて、皆さまから「助かった」「ありがとう」と言われることに、やりがいと誇りを持っています。だからこそ、すべての方に「この仕事をやっていてよかった」と思えるような仕事に出会ってほしいと心から願っています。

心身の準備が出来ていないにもかかわらず、闇雲に就職先を探すのは賢明とは言えません。

仕事は日常生活の多くの時間を占めるからこそ、まずはしっかり休んで自分を立て直し、自分が何をしたいのか考える時間が必要だと考えています。

今までお話をさせていただいた方の中には、「残念ながら自分は条件を満たすことは出来ないけれど、友人を紹介したい」と仰ってくださる方もいます。そんな方に向けて、ご紹介制度も確立いたしました。「間違いなく受給できたから安心して勧められる」「迷った時に相談できて心強かったから教えてあげたい」というお気持ちで、サポートをご利用いただいている方から知人の方をご紹介いただくことも多く、今では多くの方がご紹介制度を活用されています。