2023.08.11
転職・再就職について
退職前に知っておくべき生活面の準備とチェックリスト
退職後は、新しい就職先での仕事がすぐに始まる人もいれば、退職後から仕事を探し始めるという人もいるでしょう。
どちらにしても、退職後は新しい生活で忙しくなるものです。
そして、生活において「退職前にやっておけば良かった」と気付いて後悔するようなことも多いものです。
そこで、退職後の生活で不便がないように退職前にやっておくべきことを紹介していきます。
生活面で退職前にしておくべき3つのこと
仕事を辞めて、すぐに新しい仕事を始めないという場合には無職の期間が続くことになります。
そうすると、就職している時には当たり前だと思っていたことが通用しなくなることで生活に不便が出てしまうようなこともあります。
そこで、実際に退職する前に生活面においてやっておくべき3つのことを紹介します。
クレジットカードを作成しておく
クレジットカードを作成するには、クレジットカード会社の審査に通らなければなりません。
クレジットカード会社の審査では、安定した収入や信用が必要になります。
もちろんカード会社によって審査基準は異なりますが、年収や勤続年数が長いほど信頼があると判断されて審査に有利になります。
無職であれば審査に落ちてしまう可能性が高いですし、すぐに就職したとしても勤務年数が1年以下では収入が安定しているとは判断されない可能性もあります。
そのため、クレジットカードを1枚も持っていない場合や、新しいクレジットカードの作成を迷っているような場合には、退職前に新しいカードを作成しておきましょう。
引っ越しの予定があるならば引っ越ししておく
もし引っ越しをする予定があるのなら、退職する前に引っ越しすることをおすすめします。
会社の社宅や寮に住んでいるのであれば、退職によって必ず引っ越しが必要になります。
不動産でもクレジットカードと同様に審査があり、収入や信頼が必要になります。
家を購入するにしても賃貸にしても、審査が通らなければ住む場所が確保できません。
もちろん、無職では絶対に引っ越しできないというわけではありません。預貯金の残高審査や親に代理契約してもらうなどの手段などを使えば引っ越しできるケースもあります。
しかし、必ず審査に通るというわけではないので、やはり就職している間に引っ越ししておくべきと言えるでしょう。
多少の貯金を準備しておく
退職後1ヵ月は給料が入りますが、その後は給料が入ってこなくなってしまいます。
しかし、転職活動や今後の生活にはお金が必要です。
その日暮らしの生活ではお金が尽きてしまう可能性もあるので、退職前には多少の貯金をしておくべきでしょう。
転職活動にも面接に行くための交通費や履歴書の作成に掛かる費用、スーツがなければスーツも必要になります。
また、すぐに就職しないのであれば健康保険や年金、住民税などは自身で支払う必要があります。
健康保険や年金はこれまで会社が半額負担してくれていたので、退職すれば全額自己負担になるので支払いが高額に感じられるでしょう。
支払いが滞ってしまわないように、貯金で賄えるように準備しておくべきと言えます。
退職してから休む場合に知っておきたいこと
退職後に生活で困ってしまわないように、ある程度の準備は退職前にしておくべきです。
退職してから少しの間は休むという場合であれば、なおさらしっかりと準備しておきたいものです。
そこで、退職してから少しの間休むためにも知っておきたいことは次のものが挙げられます。
失業手当について
会社を退職すれば、失業手当(失業給付金)を受け取ることができます。
この失業手当は、雇用保険に加入していることが条件にあります。
会社に勤めていれば雇用保険には加入していることから、失業手当を受け取る資格があるのです。
ただし、雇用保険に加入している期間が退職前の2年の間に12カ月以上であることが条件になります。
ただし、退職理由が会社都合の場合には、退職前の1年間に6カ月以上加入していれば受給資格を得られます。
しかも、自己都合退職は失業手当の給付まで3カ月ほど必要になりますが、会社都合であれば7日後から支給されます。
そのため、退職理由には注意したいものです。
退職後の健康保険について
退職した後にも健康保険に加入しなければ医療費が高額になってしまいます。
すぐに就職しないのであれば、特に健康保険についてはどうすべきか予め考えておくべきでしょう。
方法としては3つ挙げられます。
国民健康保険への加入、もしくは配偶者や親族の健康保険の被扶養者になることが一般的には多いかもしれません。
また、退職時に加入している健康保険の任意継続被保険者になるという方法もあります。
退職してから転職する場合に知っておきたいこと
退職してからすぐに転職したいという人も多いでしょう。
しかし、仕事を続けながら転職活動をすることは難しいですし、仕事を辞めてから転職活動を行うにしてもなかなか転職活動が上手くいかないことも多いものです。
そこで、退職してから転職する場合に知っておきたいことを紹介します。
転職サポートを利用してみる
転職するのであれば給与や福利厚生なども大切ですが、「自分のやりたい仕事内容ができるのか」「スキルアップに繋がるのか」といったことも気になるものです。
次に就職する会社には長く勤めたいと考えるのが当然ですし、本当に自分に合った会社に勤めたいと誰でも考えているでしょう。
そこで、転職活動をスムーズかつ納得できる会社選びをするためにも転職サポートを利用するということを検討してみてはいかがでしょうか。
自分に合った求人を紹介してもらえたり、書類審査が通りやすいようにアドバイスをもらえたりするなど、手厚いサポートを受けられます。
まとめ
働いている間は仕事で忙しいからと全てを退職後にしようと考えていると、生活面で不便になってしまう可能性があります。
退職前にはクレジットカードや引っ越しについて準備しておき、退職後のビジョンについても考えておきましょう。
退職コンシェルジュでは、クレジットカードサービスや引っ越しサービス、転職サポートなど退職の際に必要となるサービスを提供しています。
退職前後にお困りのことがあれば、是非お気軽にご相談ください。
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