2021.07.16

転職・再就職について

転職と再就職の違いとそれぞれのメリット・デメリット

転職と、再就職。会社を辞めて別の会社に就くという意味では似たようなイメージの2つですが、意味は全く違うのです。それぞれにメリットもデメリットもあります。ここでは転職と再就職のそもそもの違いをはじめ、それぞれの特徴や、メリット・デメリットについて詳しく紹介します。

転職と再就職の違いは?

転職とは、会社に在籍しながら次の就職先を決め、退職する時点で次の仕事が決まっている状態です。退職してから数日~2週間後ほどに新しい会社へ入社するというケースが多くみられます。

再就職とは、会社を退職した後、一定期間の失業期間を経て新しい会社へ就職することを指します。退職する時点で次の仕事を決めていないケースがほとんどです。何らかの事情で内定取り消しになった場合や、転職するつもりが退職までに受からなかったなど、転職できずに再就職になるケースも多いのが特徴です。

「ブランク」があるかどうか

つまり、転職と再就職の違いは、在籍中に「今の会社を辞めた後に働く会社」を決めているかどうかという点です。また、退職後にすぐに働くのか、ブランクとなる空白期間を経てから働くのかというポイントもあります。退職から再就職までの空白期間は人により異なります。転職の場合でも、「新しい会社に入るまで少し休みたい」という場合や、会社側の都合により入社が少し先になり、わずかな空白期間が生じることもあります。

次の会社を決めずに辞めるのは不安…

転職を選ぶ人にもっとも多いのがこの意見です。この先のことを決めてしっかりとした道を作ってから辞めたいというケースです。現在の会社より好条件の会社が、辞めてからすぐに見つかるかも分かりませんし、失業状態が続けば退職したことを後悔してしまうかもしれません。「現在の会社に対してそこまで大きな不満はないけれど、辞められるものなら辞めたい」「だけど次の会社を決めてからじゃないと退職できない」と考えている人が多いようです。履歴書での空白期間を作りたくないという場合には、転職の方が良いでしょう。

時期を決めない転職希望は要注意!

在籍している会社には転職することを伝えずに、内定が決まったら辞意を伝えようと考えている人も多いでしょう。その結果、少し惹かれる求人があっても今ひとつ決め手に欠けるように感じてしまったり、「もう少し待ったらもっといい条件の求人が出てくるかもしれない」と見送ってしまったりと、踏み切れなくなってしまうという人が意外と多いのです。その原因は、時期をはっきり決めていないからという理由がほとんどです。会社に転職したい旨を先に伝える必要はありませんが、せめて自分の中で時期だけでも決めておくと良いでしょう。

ここだ!と思ったら即行動

求人情報は入れ替わりが激しいものです。気になっていた求人があっても掲載期間後を過ぎたら更新されていなかった…ということも少なくありません。また、求人広告は掲載しているけれども、すでに定員が埋まったため打ち切っているというケースもあります。ピンとくる求人があったらその会社について調べてみたり、まだ求人の募集を行っているか問い合わせてみたりするなど、すぐに行動に移すのがベストです。

焦って転職先を決めるのは一番ダメ!

だからと言って、よく検討もせずに掲載されている求人情報に飛びつくのは論外です。「転職を失敗した」と考える人の中で、失敗した要因と考えているもので最も多いのは「情報収集をしていなかった」「他社や前職の会社と比較検討するべきだった」という声なのです。早く辞めたいあまりに最初に内定が出た会社に即決する人や、転職活動に疲れてしまい、受かれば何でも良いと考える人、最初からあまり他社との比較をしていない人など、転職先の会社を決めるポイントは様々です。でも、せっかくの大きなターニングポイントを後で悔やむことになってしまってはもったいないですよね。

先に会社へ退職の意向を伝えた場合には、早く転職先を決めなければいけないと焦ってしまうことも多いのです。再就職の場合にはすでに会社を離れているため、会社を辞めたいあまりにやりたいことを見失うといった不安はないでしょう。そのかわり、人によっては空白期間が長引くことによる不安があるかもしれません。

入社日と退職日の調整が必要

転職の場合、退職日と入社日は、自分で上手く調整しなければいけません。双方に自分の希望を伝えて、もしどちらかの希望が通らなかった時は、それに合わせてどちらかの日付を変更する必要がある場合もあります。スケジュール管理が不安な場合には、双方の日付が直近にならないようにした方が良いでしょう。一方、再就職の場合には、すでに退職していて籍を置く会社がないため、退職日の調整は不要です。もしもアルバイト等をしている場合には、アルバイト先に伝える必要があります。正社員や契約社員よりも退職に関しては融通が利くので、再就職の方が調整はしやすいといえるでしょう。

しっかり休む期間を確保できるのは再就職

社会人になると、仕事から離れてまとまった期間を療養に充てるという贅沢はなかなかできなくなります。人間関係に疲れた、やりがいを感じられなくなった、激務に耐えられなくなった…退職理由は人それぞれです。どんな理由であっても、多かれ少なかれストレスを抱えている状態がほとんどでしょう。次の会社をすぐに決めるのは生活の上で重要ですが、一度立ち止まって、自分が本当にやりたいことが何なのか、しっかりと見つめ直す時間を確保することも大切です。

まとめ

転職と再就職、それぞれにメリット、デメリットがあります。空白期間を作りたくない、すぐに別の会社で働きたいという場合には転職が向いているといえます。時期を決めて在職中から求人探しをしてみると良いでしょう。一方、退職してから少し休みたい、自分が納得できる求人が出てくるまで待ちたいという場合には再就職がおすすめです。自分が退職後にどうしたいかを一番に考えてみてくださいね。

 

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